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6月のごあいさつ

梅雨入りを前に木々の緑がいっそう深まってまいりました。




紫陽花とカタツムリのイラスト(ぴょこ)




皆様お元気ですか?









温度やカビ対策をして、生ものは控えて、気持ち良く梅雨を乗り越えましょう。









熱中症にも注意が必要です。









湿度が高く、風が弱く、気温が高いと「熱中症」の要因となります。









体の要因として、二日酔いや寝不足といった体調不良、









脱水症状など体内の水分や塩分などのバランスが崩れたりして、









体内の調整機能が正常に働かなくなることで体内に熱がこもり、体温が異常に上昇することで発症します。




室内で熱中症になっている人のイラスト




行動の要因は激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、









暑い環境に体が充分に対応出来ないことにあります。









対策としては、扇風機やエアコンを使って、温度調整をしたり、


扇風機のイラスト






カーテンやすだれなどで室温が上がりにくい環境を作り、









熱中症になる前よりこまめに水分を取りましょう。









スイカは水を飲む代わりにスイカを食べれば、汗が失われる他、




スイカを食べる人のイラスト(男の子)



水分やミネラルを効果的に摂ることが出来ます。









スイカ、バナナはカリウムを多く含んでいて、暑い季節にふさわしく、









カルシウムは体温調整に関連した細胞機能に必要なミネラルです。









豚肉や豆腐、味噌といった大豆製品、モロヘイヤや玄米などに含まれるビタミンB1、









赤ピーマンなどカラフルな夏野菜に多く含まれているビタミンC、









梅干しや酢、レモン、グレープフルーツなどに含まれるクエン酸などをバランス良く取りましょう。









熱中症予防に適しない飲み物として、アルコール、コーヒー、お茶など、









アルコールには利尿作用があり、摂取すると排尿の回数が増え、









飲んだ量以上に水が失われてしまいます。









暑い中のビール、酎ハイなどは最高に美味しいですが、控えめにして楽しみ、休肝日を設けましょう。



ビールを飲んでいる中年男性のイラスト





アルコールはかつて、「酒は百薬の長」と言われていました。









一定の健康効果が報告されていましたが、









現在では飲酒は適量というのがないと考えられています。









飲酒は安全域がないという声明が出されたほどです。









アルコールは睡眠の質を下げ、睡眠薬との相性が悪いです。









常習飲酒はしないようにし、過剰飲酒は避けるべきです。




アルコール中毒のイラスト




肝臓は全体の健康を維持する為にとても重要な働きをします。









肝臓は痛みを感じる神経が少ない為、症状が分からないゾーンです。









肝臓の病気は肝炎ウイルスやアルコール薬物など









様々な病原体や化学物質によって引き起こされますが、









慢性化すると肝硬変や肝ガンなどになり、死に至ります。









もう少し考えてみてはいかがでしょうか?









ウイルス性肝炎が予防や治療の確立によって減少しつつあります。









一方、脂肪肝から起こる脂肪肝炎が著しく増えています。









日本では成人の3人に1人は脂肪肝とも言われています。









アルコール過剰摂取は脂肪肝の原因として有名ですが、









ほとんどお酒を飲まない人でも肥満や糖尿病、脂質異常症、









メタボリックシンドロームによる非アルコール性脂肪肝が増えているので要注意です。









脂肪肝炎のうち、10~15%は脂肪肝により肝硬変が進行したり、肝ガンを併発したりします。









バランスの良い食事を心掛け、炭水化物もタンパク質も一定の割合で摂る必要があり、









食物繊維を多く含む野菜や発酵食品を取りましょう。


食物繊維のイラスト(栄養素)






今月6月の生薬の花は夏を代表する花ハマボウフウです。









皆さんがよく知っている漢方薬の防風通聖散の生薬のボウフウです。









生でも食べられます。









懐石料理に欠かせない高級野菜、刺身のつまやお正月の雑煮のあしないなどに使われます。









海岸の砂地に普通にある多年生草木で、黄色の根茎と根は砂中に深く伸びます。









茎は短くて根元から出る葉には紅紫を帯びた長い柄があり、









2回3出複葉で砂土に広がっています。









6~7月に小白花を密生します。









6月の生薬






ハマボウフウ  


ハマボウフウ に対する画像結果


セリ科     多年草






朝早く花が咲き、夕方にはしぼむ





生薬部位      根及び根茎

ハマボウフウ 生薬 に対する画像結果



生薬名       ハマボウフウ(浜防風)





主要成分      インペラトリン





主な薬効      解熱、鎮痛





漢方では発汗、解熱、鎮痛、鎮痙の為に用いられる







漢方処方







十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)






荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)






防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)








清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)








長雨の季節でもありますが、五月晴れの空のように








皆様のお気持ちが晴れやかでありますようお祈り申し上げます。




あじさいと女の子と男の子のイラスト

 
 

2024-06-01 14:03:00

折りたたむ

5月のごあいさつ

行く春を惜しみつつ、新緑に目を奪われる時節でございます。




こどもの日の子供達のイラスト




皆様お元気ですか?








桜を終えて、新たな生命の息吹が芽吹き始め、赤、白、黄、ピンクや新緑、









若緑が煌めき、大好きな季節です。









 ゴールデンウィークがあり、休みがある方、ない方ございますが、








季節を楽しんでみてはいかがですか?



旅行のイラスト「家族で山登り」





休みとはいえ、規則正しい生活をし、旬を取り入れたバランスの良い食事、適度な運動










お風呂に入ってゆっくり首まで浸かり、体の芯まで温まり、









毎日のパソコンやスマホを出来るだけ使わないようにし、









夜は部屋を暗くし、何もかも忘れて余計な事は考えないで睡眠を充分取りましょう。









睡眠にはホルモン、自律神経、深部体温が深く関わっていますが、









快適な睡眠を取ることが出来ることで規則正しい生活が送れます。




寝ているの男性のイラスト(睡眠)




睡眠ホルモンは季節のリズムや睡眠覚醒リズムなどの生体リズムを調整する働きがあります。









メラトニンは脳の松果体から分泌されるホルモンで光によって調整されます。









夜中の強い照明の中にいると体内時計の働きが乱れ、メラトニンの分泌が抑えられます。









睡眠覚醒リズムが乱れます。









また、加齢とともにメラトニンは減少する為、早く目が覚めたり、何度も目が覚めたり、









体内時計の調整が効かなくなります。









このタイプは睡眠薬としてはラメルテオン(ロゼレム)という薬がありますが、









効果は人によって違います。










オキシトシンは睡眠と覚醒(起きている状態)のスイッチ機能をコントロールする脳内物質で








脳の視床下部外側野にある神経細胞で産出される睡眠ホルモンです。










食事をよく味わいながら、規則正しくとることにより活性化されます。





楽しそうに食事をする家族のイラスト



ストレスが強いとオレキシンの働きで眠れなくなるほどの影響があります。









オレキシンを使った睡眠薬はオレキシン受容体拮抗薬としての睡眠薬








レンボレキサント  商品名    デエビゴ



スボレキサント    商品名   ベルソムラがありますが、








これも人によって効果が異なります。








とりあえずストレスを溜めないように








連休明けもスムーズに快適に過ごせるよう気分転換しましょう。









もちろん毎日のことですが、お酒は睡眠の質を下げるので、









なるべく飲まないようにしましょう。




酔っぱらいのイラスト(男性会社員)




神経質になりすぎないよう何とかなる、大丈夫精神で生きましょう。









初夏を代表する花で5月の生薬は芍薬を取り上げました。









芍薬という名前から分かるように元々は薬用に使用していました。









芍薬は漢方で非常にメジャーな生薬で多くの漢方薬に配合されています。









一般漢方薬の中では芍薬の配合されているものは66処方もあります。









芳醇な香りも印象的で見る者を魅了します。









代表な漢方薬でこむら返りというと芍薬甘草湯です。









こむら返りはミネラルバランスの乱れ、水分不足、冷えや血行不良、加齢によるものです。


こむら返り・足がつったイラスト






5月の生薬






芍薬


芍薬 に対する画像結果



ボタン科      多年草





5月~初夏に茎先に大型の牡丹によく似た10㎝くらいの花をつける






生薬部位     根      芍薬


芍薬 生薬 に対する画像結果



主要成分     ペオニフロリン(モノテルペン配糖体)






生薬の性状    独特の匂い、やや甘く、後に渋く苦い






主な薬効     収れん、鎮痙、鎮痛








漢方では知覚異常(知覚神経の走路中に不適応刺激が加わり、異常な感覚が病的に発現すること)を表します。








腹痛、刺すような痛みなどまた、発作的な痛みをとり、利尿の効き目があります。








注意




胃弱、血虚の人には使用は良くない。



肝障害のある人には大量長期投与は良くない。




発汗の多い人には投与するとより衰弱する。








漢方処方






加味逍遥散(かみしょうようさん)





当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)






桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)






葛根湯(かっこんとう)






芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)








世一クリニックのゴールデンウィークのお休みは4月28日から5月6日までとなります。








刻々と変わりゆく季節、くれぐれも健康に気を付けてお過ごしください。



ドライブのイラスト「青い車」
 

 

2024-05-01 12:40:00

折りたたむ

4月のごあいさつ

万物の息吹きを感じる季節となりました。



蝶と遊ぶ子供のイラスト


皆様お元気ですか?









4月は年度始めで新しい環境がスタートする方も多く、









行事や出会いの季節です。









生命活動が始まる季節でもあり、









体内の気の巡りが活発になり、春風が吹くようなものです。









強く吹く日にはさまざまな害が及びます。









体の暴風の原因はストレスやイライラや不安や考えすぎることなどによる気の巡りの停滞です。


イライラと待つ人のイラスト





不安や恐れはあって良いのですが、考えすぎるのが駄目ですね。









不安というものは目の前のことに集中し、行動している間は緩和して消失するものです。









肩の力を抜いてリラックスしましょう。








私達は世界中がコロナというパンデミックを経験して、一人一人が安全を守り、









皆同じ共通性の不安、恐怖を味わいました。









コロナ5類以降、騒ぎがなくなり、手洗い、うがいは自分への優しさ、また人への思いやりとなりました。









4月は環境の変化も変わる時期であるので、









しっかり心に余裕を持って、行動しましょう。









生きていれば、失敗、挫折はつきものです。









受け入れて無理しないこと、自分自身に「大丈夫、大丈夫」と優しく声を掛け、









深い呼吸をし、考えすぎず、他人と比較せず、周りを見渡せるような落ち着きを取り戻すことです。


深呼吸のイラスト(女性)






結局はこうなりたいと無理することではなく、自分を認め、否定的なことは言わず、









失敗を恐れず、あるがままを認めることが大切です。









規則正しい生活をして、自分を癒せる時間を作り、ストレスを発散して溜めないよう









食事もバランス良く食べ、スマホ、パソコンは眠る前は控え、









散歩、ストレッチなどをしましょう。



前側の肩のストレッチのイラスト(女性)





睡眠もしっかり取りましょう。








疲れた時、バナナ、チョコ、ナッツなど食べるとトリプトファンを含む為、









セロトニン(幸福ホルモンの生成)につながります。









緑茶、新茶、紅茶、抹茶はリラックス効果があり、期待出来ます。



ストレートティーのイラスト(紅茶)





さば、しゃけの青魚のオメガ3脂肪酸は抗うつ効果があります。









今年のお彼岸は冬の嵐となり、寒い日でした。








お恥ずかしいことですが、おはぎのことを


おはぎ・ぼたもちのイラスト





春はぼたもち(牡丹の花)、秋はおはぎ(萩の花)というのを最近知りました。









季節が春から冬に戻ったりとか桜の花もどうして良いか分からず、









桜の花の満開を楽しみにしています。



桜の木のイラスト





4月の生薬は春の七草の一種でハコベを取り上げました。









ハコベは雑草ですが、他の雑草と違い、根が深くないので抜かずに寝かして、









雑草の生えるのを防ぎます。









茎がやや紫褐色を帯びています。









白色の花で先の割れた5枚の花弁を星形に付けます。










ハコベは食用や薬用にしたりします。









やわらかい草質からニワトリや小鳥の餌として使われました。










4月の生薬







ハコベ


ハコベ に対する画像結果


ナデシコ科       一年草






花期3~6月






生薬名     ハンロウ(繁縷)



繁縷(ハンロウ)

生薬部位     全草






地上部の茎葉を刈り取り、水洗い後天日干したもの






成分      ビタミン、ミネラル、フラボノイド、サポニン、クマリン





産後の浄血薬、催乳薬、胃腸薬や湿疹などの治療薬として用いられてきました。







同粉末に適量の塩を混ぜたものをハコベ塩と呼び、歯槽膿漏予防として歯磨き粉の元祖と言われています。









春の花冷えで風邪などこじらせないようご自愛くださいませ。


歩きながらお花見をする人のイラスト




 

2024-04-01 12:53:00

折りたたむ

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